欣浄寺の本堂 。内陣には、真ん中にご本尊阿弥陀如来 左脇壇に親鸞聖人御影 右脇壇に蓮如上人御影 北余間に七高僧絵像 南余間に聖徳太子絵像がご安置されています。

本尊

本尊は阿弥陀如来木像。元禄13年(1700)に本山(西本願寺)より下付されました。本尊を受けることはお寺としての形が整ったことでもあります。本尊を受けるとともに寺号をなのることが許されました。

本尊の後ろに、由来が記されています。石榑照光寺下であった南大社村欣浄寺 釈教祐に下付されたことが知れます。

宮殿・前卓

本尊をご安置する宮殿。お華、お香、お蠟燭を備える前卓。平成30年の親鸞聖人750回大遠忌にあわせて、宮殿は修復がなされ、前卓は新調されました。

宮殿の中に記されてしました。大正6年に桑名の石垣仏壇店により造作されました。

親鸞聖人御影

親鸞聖人御影は、正徳2年(1712)に本山より下付されました。

蓮如上人御影

蓮如上人御影は、貞享5年(1688)に本山より下付されました。

欣浄寺に現存する宝物の中で最も古いものです。

七高僧・聖徳太子

七高僧・聖徳太子絵像は平成2年(1990)に門徒さんのご懇念により新調されました。

親鸞聖人御絵伝

親鸞聖人御絵伝は明和4年(1767)に下付されました。平成30年親鸞聖人750回大遠忌にあわせて、表装の修復がなされました。

非常に繊細な筆で描かれています。

毎年秋の報恩講。冬のお七夜にあわせてお掛けします。

灯籠

灯籠があわせて5つあります。真ん中に大きな菱灯籠。左右に菱灯籠一対、柱灯籠一対。それぞれ、大正以後に門徒さんより寄進されました。

大太鼓

寛政5年(1794)の太鼓です。平成30年親鸞聖人750回大遠忌にあわせて修復がなされました。